鈍色の愛銃ナイトホークを手に、“殺し屋ファブル”が町にやってくる──!!どんな敵も鮮やかに葬り去る“殺しの天才”通称ファブルは、相棒の女とともに、日々、裏社会の仕事をこなす日々‥‥。だがある日、ボスの突然の指令を受け、“○○○”として、まったく新しい生活を送るハメに・・・。そしてファブルの野蛮で、滑稽で、奇妙な“寓話”が弾け出したッ・・・!!!
裏の世界で知る人ぞ知る「ファブル」とは?
裏の世界でも「都市伝説」として語られるほどの伝説の殺し屋「ファブル」。
それが何者なのか、実在するのかすら怪しまれるほどの存在。
「ファブル」というのはどうやら裏の世界の人間たちが勝手に呼び始めた「通称」らしいです。
本人たちがそれを名乗ることはない。
「本人“たち”」と言ったのは、正確にはファブルが1人ではないから。
ボス、殺しの天才である男、サポート役の女。
この3人からなるグループです。
が、そんなことは認識されていないので、「ファブル」というのは殺しを実行している「殺しの天才」である男のことになるのかもしれません。
伝説の殺し屋が「普通の暮らし」を命じられ。。。
ある日、「殺しの天才」である男はボスから「1年間普通の生活をすること」を命じられます。
その間、殺しは禁止。
「その決め事を破れば俺がお前を殺す」とまでボスは言います。
男に普通の暮らしをさせるボスの意図は物語を読み進めるうちにわかってきます。
ボスは男にこれまで彼が稼いだお金を渡し、大阪のある街で普通の暮らしをするように命じます。
住む場所は付き合いのある組織が手配してくれるとのこと。
かくして、殺しの天才とそのパートナーの女は「普通の兄妹」として大阪の街で暮らすことになりますが。。。
暴力的・残虐な表現はあれど次の展開が気になる面白さ
題材が題材だけに、暴力的・残虐な表現はかなり多いです。
ファンタジーやSFではなく、現実世界を題材にしていることもあり、生々しい残虐性があります。
が、それを拒絶しないならば、ストーリーはかなり魅力的で面白いです。
殺しの天才が普通の男として様々な難問を知恵と工夫でクリアしていくのはワクワクしますし、様々な登場人物の人間ドラマも面白く引き込まれます。
僕はSNSで広告バナーが流れてきて興味を持ち読み始めたのですが、毎日無料分が楽しみで仕方ないくらいです。
ちなみに僕はマガポケのアプリで読んでいますが、作品チケットで1話、プレミアムチケットで1話、動画広告を見て1話、合計3話を毎日読めています。
マガポケでは2023年5月31日まで全話無料で読めます。