大地震が発生!!仲間と洞窟探検中に地震に遭遇したサトルは、一人残された。その後、大噴火や大洪水も発生、それら無数の自然の脅威に対し、少年サトルの生き残る戦いが始まった!
1976年から1978年にかけて『週刊少年サンデー』(小学館)で連載されていた作品です。
作者は「ゴルゴ13」のさいとう・たかを氏。
世の中をひっくり返してしまうような極大地震に襲われサバイバル開始
物語は、主人公のサトルが友人たちと洞窟を探検中に大地震に見舞われ、崩れた洞窟を脱出するところから始まります。
友人たちとははぐれてしまい独りぼっちのサトル。
友人たちが無事かどうかもわからないまま、とにかく洞窟を脱出するために孤軍奮闘します。
サトルは命の危機に晒されながらもどうにか洞窟を脱出しますが、地上に出た彼を待っていたのは。。。
「生き残り」と「家族との再会」に向けてひたすらに「生きる」
洞窟を脱出したものの、人は見当たらず、自分が今どこにいるかもわかりません。
空腹に耐えかねてキノコをむしって食べ、川の水を飲みながら周囲を散策すると、ついに自分が今どんな状況に置かれているかを理解します。
絶望的な状況に一度は死を覚悟するサトルですが、川で魚が跳ねるのを見て、それを捕まえて食べることに成功したのをきっかけに、いろいろな知恵を絞って生活を始めます。
最初のうちは救助が来ることを願ってただひたすらに生き延びることを考えているサトルですが、やがてその場を離れて家族を探す旅に出ることを決意します。
どこもかしこも極大地震で壊れ果て、荒れ果てた大地。
店などあるはずもなく、それでも食べるものも飲むものもどうにか自分で手に入れなくてはならない状況。
まだ時折襲ってくる大きな地震。
その日その時の天候すら凌ぐのに一苦労です。
本当に何もない。
自分の知恵と体力と精神力だけが頼りの状況で、とにかくひたすらにただ「家族を探す」この目的に向けて必死に「生きる」サトルが描かれていきます。
とにかく止まることのない苦難の連続に目が離せない
まぁ〜とにかく次から次へと苦難が襲い掛かります。
天変地異でおかしくなってしまった地球の荒々しい自然、生き残った動物たち、そしてたま〜に出会うことのできる生き残った人間。
サトルは、次々と襲いかかる苦難を、様々な知識とアイデアを駆使して切り抜けます。
まぁ、漫画ならではの「運の良さ」みたいなのもたまにありますけど、そこはまぁ漫画なので。。。
とはいえそういったいろいろなエピソードが、どんどんどんどん目の前に迫ってきて、「どうなる!? どうなる!?」ととにかく先へ先へ読み進めたくなります。
僕は今のところLINEマンガで146話まで読みましたが、やっぱり「これどうなるんだろ!?」と気になってしかたありません。
「『●●●様』は利用されているのか? それとも?」「●●さんは良い人なのか悪い人なのか?」「●●●たちはどうなるのか?」
早く続きが読みたくてウズウズしてしまいます。
全180話ということなので、もうそんなには話数も残っていないですね。
サトルはこのあとどうなるのか。。。家族には再会できるんだろうか。。。
あぁ〜気になる!